tactacノート

さて、今日は何をしようかな。

【梅雨の時期におすすめ】気分が少しカラッとする曲6選

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僕の住む地域では、いまのところまだ梅雨らしい梅雨といった感じはありません。

ときどき雨が降ったり、黒い雲が広がることはあります。
でも、8mm映画のフィルムの回転音のような、しとしとと降り続くような雨は降っていません。

 

気温も暑くなったり、半袖では肌寒さを感じるような日を行ったり来たり。
別に夏が好きなわけじゃないけど、焦れったくて早く夏にならないかな〜と思ってしまいます。
6月も中旬なのに雨の降る気配が薄くて、今年の夏はいつやってくるのやらという感じです。

 

で、そんな気分の今日この頃、よく聞いている曲を紹介したいと思います。

 

 

There For You / Martin Garrix & Troye Sivan

 


Martin Garrix & Troye Sivan - There For You (Official Video)

 

 つい先日、Martin Garrixに関するエントリーを書きました。

tacru0614.hatenablog.com

 

その中でも触れていますが、この曲は2017年の夏のハイライトになるような曲になるのではないかと思っています。
白く眩しいくらいの日差し、焼けた岩肌とコントラストを成す深い青い海。
MVやビジュアルの影響もあってか、そんなイメージになってしまっている曲です。

 

でも、これは夏真っ盛りではなく、夏を想っているようないまの季節にぴったりの曲だと思います。
これから訪れる夏や、もしかしたら少し色褪せてしまった思い出の季節かもしれません。
珪藻土のように、湿り気をすっと吸い取ってしまうようなボーカルがとても心地よいです。

 

Leave This Place / LIONE

 

 


LIONE - Leave This Place (Official Audio)

 

Martin Garrix繋がりで、STMPDレコードからもう一曲。
この曲は空間的でドリーミーな音の構成と儚げななボーカルが、夏の夜風と涼しさと物憂げな感じを思わせます。
M83を思わせるような、どこか懐かしくて、優しい悲しさを持つような曲です。

 

こういう曲、どこかで聞いたことあるな〜と考えていたら、De De Mouseが思い浮かびました。
実際に関係があるかはわかりませんが、LIONEはとても日本のアニメが好きなようです。
ジャケットにも日本語が写っており、Twitterの様子からもかなりの熱心さが伝わってきます。

twitter.com

 

Shelter / Porter Robinson & Madeon

 


Porter Robinson & Madeon - Shelter (Official Audio)



Leave This Placeを聴いた時に、De De Mouseと一緒に、僕はこの曲を連想しました。
一面に広がるようなシンセの音が次々にコードを変えていき、まるで近くで見る打ち上げ花火のような感じがします。
曲のリリースは昨年ですが、かなり大きな話題になりました。

 

Porter Robinsonの優しい哀愁感と、Madeonの圧倒的な音像の作り方…
新進気鋭の両者によって、とても情景豊かな曲にになっているとおもいます。
聴いた後には、花火大会の後のような、ちょっとセンチな余韻に浸れるかもしれません。

 

Language / Porter Robinson

 


Porter Robinson - Language (Official Video)

 

ずいぶん前の曲(2012年)になりますが、Porter Robinsonを一躍有名にしたスマッシュヒット曲です。
優しく、ゆっくりとたゆたうようなシンセのリフが印象的です。
ダンスミュージックの流行り廃りは早いものですが、不変的なキャッチーがあります。

 

それにしても、曲は好きなのですが、このMVはさすがに意味がわからない。
へんてこりんな犬に追われていたかと思ったら、ベイマックスみたいなの出てくるし。
でも、曲がいいから気にしないけど、ね。

 

Cold Skin / Seven Lions & Echos

 


Seven Lions & Echos - Cold Skin [Monstercat Release]

 

雨の中で歌っているかのような静かな始まりから、どんどんと曲が展開していきます。
地上にいたかと思えば、急に高度を上げて俯瞰したり…
はたまた、雲のない星空を見ているかのような、次々に映像が切り替わるようなイメージです。

 

フックのパートでは、突然映像が止まり、雨粒ひとつひとつが見えるかのような感じがします。
緩急のあるダイナミックな展開で、いろいろなパートとの対比がはっきりとしていて心地よいです。
Seven Lionsはもともとこういう曲が多いのですが、最近はさらに奥行きが出てきた感じがします。

 

For Miles & Miles / Mitis

 


MitiS - For Miles & Miles

 

物静かなピチカートのようなキーボードから始まります。
クリーンなギターが入り、次第に音数が増えていって、雨が降ったり止んだりしているような感じがします。
全体的に奥行きを大切にしたディレイが心地よく、雨粒がすっと肌になじむような印象です。

 

お昼過ぎに部屋でゆっくりしながら感じる、雨の音、匂い、濡れて濃くなるアスファルト
そうした雨の存在感のようなものが感じられる曲ではないでしょうか。
ドライなシンセやベースの音で、それほど不快な湿度を感じさせない気持ち良さもあります。

 

まとめ

 

薄曇りでじ〜っと降るような雨だと、誰しもアンニュイな気分になります。
毎年のことだけど、やっぱり雨が続くのって喜べるものではありません。
個人的には、自転車に乗れないので早く梅雨は明け欲しいなと思っています。

 

でも、たまに薄日が差したり、時折感じる夏の空気に、これからの季節への期待があります。
そんな夏に思いを馳せるような曲は、カラッとした感じの曲が多くなりました。
こうした季節の移り変わるタイミングは、なんとなくゆっくりと物事を考えるのに適している気がします。
雨に憂うだけでなく、気持ちよく過ごしていきたいと思います。